北海道大学は、文部科学省および国立研究開発法人科学技術振興機構による「革新的イノベーション創出プログラム」(COI STREAM)に採択され、30社を超える企業・機関とともに北海道大学COI『食と健康の達人』拠点をつくり、一人ひとりの健康状態に合わせた最適な「食と運動」により「女性、子どもと高齢者にやさしい社会」の実現に向けて活動を続けてきました。
岩見沢市において低出生体重児減などの成果を上げてきた一方で、少子化は今でも課題です。望んだ時期の結婚・妊娠には、自分のカラダの変化に気づき、さらには、地域、職域、幅広い年代のヘルスリテラシーの向上が重要であり、このヘルスリテラシーの向上には、人間の尊厳・生き方・性・家族形成などの包括的な学びであるプレコンセプションが不可欠であると考え、北海道大学COI-NEXT「こころとカラダのライフデザイン共創拠点」をつくりました。北大COIの活動とともに、「若者が、自分の選択肢を増やすことができ、他者(ひと)とともに、自分らしく幸せに生きる社会」の実現を目指します。